2017-11

ダークホルムの闇の君 - 2011.09.28 Wed

ダークホルムの闇の君 上 (創元ブックランド)ダークホルムの闇の君 上 (創元ブックランド)
(2006/07/27)
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

商品詳細を見る
魔法世界にいけるパックツアーがあったなら?


ダークホルムの闇の君 下 (創元ブックランド)ダークホルムの闇の君 下 (創元ブックランド)
(2006/07/27)
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

商品詳細を見る
極限まで疲弊した魔法世界はどうなるの?観光会社の裏側は?


身代わりつながり読書シリーズ。
イケダ様おすすめのDWJ作品。
時々、アブダラで検索されてウチに辿り着く方がいらっしゃるのですが、DWJに詳しくなくてすみません・・・。
といつも思ってしまいます(苦笑)。
以下感想。


DWJ作品はハウルとアブダラと九年目しかまだ読んでいませんが、今回の作品が一番好きです!

お父さんっこの子供たちが大好きなんですよ!私(笑)。
何か読み方をかなり間違えているかもしれませんが・・・・・ということでお願いします。

観光旅行でやってくる巡礼者と呼ばれる人々。
その行く先はチェズニー氏と契約された魔法世界。
その魔法世界では異世界からやってくる巡礼者の冒険パック旅行の為に、毎年散々な目に合わされていたのであった。
冒険の最後を飾る悪役「闇の君」役は、グリフィン達をも子供に持つダーク。
お告げとはいえ、通常の魔法使いとしてはいまいちなダークは無事にその大役を果たせるのか?

でいいのかしら?

今更気づいたのですが、チェズニーってネズミーのことでしたか!?
今すごく納得しました・・・・・orz。読んでる間に気づこうよ(苦笑)。

気を取り直して。

相変わらず世界観をつかむのに、ちょっと、大分かかってしまいましたが・・・・・。
というか、ダークさんと奥さんのマーラさんは二人とも魔法使い。
マーラさんは優秀な魔法使いで、ダークさんは特殊な魔法が得意というか、キメラ作りの魔法は得意ですが、普通の魔法は子供たちより苦手なものもあるくらい。
二人の間には、一男一女の人間の子と、二人の細胞が使われている五グリフィンの子がいます。
住まいのあるダークホルムには、他にも人語を解する動物や羽の生えた動物が賑やかに暮らしています。
という愉快すぎる設定なのでした。

キメラというと、個人的にはおどろおどろしいイメージがあるのですが、こちらは全然そんな事もなく、兄妹は生まれた順におにいちゃんおねえちゃんだし、ダークもマーラも手のかかる可愛いわが子達という扱いが最初から最後まであって、むしろ、夫婦の対立というか、すれ違いのほうが大問題。
ダークはマーラにメロメロなので、自分のことを心配してくれない妻が心変わりしたのかとずっと悩みっぱなし。面倒な大役を任されたからといっても、かなりそっちのけで、それよりも自分の研究?いきがい?の次のキメラ作品(と書くと語弊がありそうですが)であるわが子に、妻は協力してくれるのか?とそればかり心配しています。

そんな両親を心配しつつも、「闇の君」を成功させようと奮闘する子供たちがなんとも可愛らしいのでした。
何しろ個性的。
長女は詩人を目指す美人で強気な人間の姉。
長男はダークが一番成功したと自負しているグリフィンの兄。しかも今思春期というか反抗期?(笑)。
次男は「先導魔術師」役をこれまたお告げで押し付けられた今回の主人公。
この後に発明好きの女の子、お料理好きの女の子、大人しい男の子、可愛い小さな末っ子の女の子。
というグリフィンたちが続きます。
上二人ははっきりしているのですが、いまいち真ん中4人は順番がよくわからない。
発明好きの女の子は次男と双子扱いですが。

魔法世界なので、龍もドワーフもエルフも魔物も神様も何でもありなのですが、それでもキメラは珍しい。その上、ダークは天性のセンスの良さか?育てている動物も植物も手を加えられたものは珍しい。
かなりかっとんでいるというか、細胞使って人格をつけてどうこうって、倫理的に考えると眉をひそめられるんじゃない?という様々な生き物が出てきますが、父性愛の一言で片付いているのがすごい。
各グリフィンの特性をさらっと「そういうふうにつくった」といわれるとぎくっとします。
児童書枠のファンタジーって懐が深いなあ。と思いました。
それとも英国作品だから?DWJ作品だから?(笑)。
そんな世界でも戦争は罪深いみたいですが。宗教的なものなのでしょうか?
絶対的多数の蹂躙が罪深いのか?

お父さんダークはへなちょこかと思いきや、何だか隠れた才能があふれかえっているのか、愛するわが子たちがお父さん大好きで一生懸命頑張るからか、お母さんマーラはどうして心変わりしたの?という謎が最大の謎でした(笑)。ラストに解明されていてよかった(笑)。

世界の謎というか、契約のからくりは、ラストに一気に解明されていくのはさすがのDWJ作品。
それでも、今回は最初のほうからいろんなヒントが散らばっていたりするので、ジレジレする部分は少なかったです。気づいてないところもたくさんありそうですが(苦笑)。
そして若い子達のロマンスも散らばっていました(笑)。
続編もあるのでその辺りはどうなっているのかと気になります(笑)。
嫁入り先に納得しなくてちゃぶ台返しするお父さんダークとかいるんでしょうか(笑)。

それではここまでお付き合いありがとうございました。
感想というか何と言うか・・・・。
あ、あと気になったのは「ビジン」「キレイ」の呼び名。
そのままなのかしら?
スポンサーサイト

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://kusinka.blog115.fc2.com/tb.php/309-190b3c05
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

週末 «  | BLOG TOP |  » 燈港(トウラン)メリーローズ (花とゆめCOMICSスペシャル)

プロフィール

moa

Author:moa
水瓶座  AB型
いくつになっても
  乙女心は必携です。
【みがはくは身代わり伯爵の略?】

クリックで救える命がある。

クリックで救える命がある。

継続は力なり。 ちりも積もれば。

むらっくくん

博物館・美術館、図書館、文書館、公民館の被災・救援情報

無力ですがせめて応援だけでも。

FC2カウンター

カテゴリ

はじめまして (1)
日々の徒然 (106)
みがはく (223)
みがはく感想記事一覧 (1)
雨が上がると (34)
記事一覧 (1)
読後の感想 (91)
感想記事一覧 (1)
コミックス (13)
トラックバックテーマ (6)
未分類 (4)
ファイルアップ (0)

最新記事

竜退治と世界征服への野望

いつもお世話になっております。

最新コメント

mail

何かありましたらお気軽にどうぞ。 素早い行動はできませんが(汗)。

検索フォーム