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あしながおじさん (続) (新潮文庫) - 2012.05.30 Wed

あしながおじさん (続) (新潮文庫)あしながおじさん (続) (新潮文庫)
(1961/08)
ジーン ウェブスター

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書簡形式の素敵な女性の物語。

身代わりつながり読書シリーズ。
以下感想。


イケダさま、桔梗さまおすすめの一冊。

「続」とありますが、前作のヒロイン・ジュディの大学時代の友人「サリィ」が主人公。

”あしながおじさん”と結婚したジュディは、夫からクリスマスに、彼女が育ったジョン・グリア孤児院を理想的に改造するための莫大な資金を贈られる。



結婚を前にして、お嬢様の社交に少々飽き飽きしていたサリィは、親友ジュディから任された孤児院改造計画に乗り気ではないものの、興味をひかれます。
そして、目の当たりにした孤児院の現実にたじろぎつつも、彼女の手腕がいかんなく発揮されていくのですが、そのパートナーにと待ち受けていたのが、「親愛なる敵さま」こと、スコットランド生まれのお医者様。

サリィの─ジュディ宛、敵さま宛、恋人宛─の主に三種類の書簡でお話は進んでいくのですが。
親友ジュディへの手紙は実に遠慮のない表現で、面白く。
スポンサー推薦のパートナーではあるものの、衝突の絶えない敵さまへのお手紙は、信頼しているが故の辛辣な表現が面白く。
恋人宛へのお手紙は、二人のロマンスの行方に興味津々。
ということで非常に面白かったです。

孤児たちとの触れ合いの中で、働く女性としても、母親役としてもイキイキとしていく彼女ですが、時々何もかもが嫌になって気分転換をはかってみたりする様子もとても可愛らしいのです。
事件も問題もてんこ盛りな一冊なのに、解決をしようと奮闘する彼女の溌剌とした様子が心強い。

そして、前作が乙女のロマンスなら、こちらは少し大人の女性のロマンスとしても楽しめました。
ラストは予想していたけれど、まさかあんな事情やこんな展開が待っているとは…。

残念なことに→ジーン・ウェブスター女史は40歳で亡くなられていたんですね。
もう少し年を重ねた女性のお話も読んでみたかったです。
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● COMMENT ●

桔梗さま

コメントありがとうございます!

「愛=お金」につい噴きました。
ただ、ジュディは裕福であれば、気持ちに余裕が生まれるだろう。という刷り込みは根深くあったんじゃないかな。とは思います。
貧しさに気持ちが荒む現実を見てきたのかなあ。と。
自分がお金持ちの夫人になって、孤児に愛情を注げるかというとまた違ったでしょうしね。

雑草でも料理してみせるって叫んでる某御曹司は非常に好みです(笑)。
まあ、好みの顔と声だろうというのは大前提で(笑)。イケメンで美声でなくていいのですよ。

返事にスピードが要求されるのは仕事だけで十分ですよね。
プライベートはやはりそれぞれのペースで付き合える方としか続かない気がします。
もちろん、スピードアップの恩恵は十二分にわかっていますし享受していますが…(ははは)。
人間がアナログである限り、デジタルはあくまでデジタルなんだと思います。

趣味

うーん。男の趣味まで考えて読んでなかったです。
とりあえず、どっちも自分で会ってみないと判断つかない←自分の目で確かめたいタイプ。

佐野洋子さんが、『あしながおじさんは愛の表現が金しかない小説だ』と書いてらして、なるほどね~とは思ってましたが。

乙女じゃなくなっちゃったってことかしらね(笑)?

にしても、メールがない時代のやりとりは、何となく感情がほとばしって面白いですよね。
メールも手紙も誤解を生みやすいから、とはいいますが、メールの方が早く返信しなきゃ!で見返す時間なしで、手紙は次の日に出せるから、読み返して冷静になる時間アリで、まあ、時代なのかな。
メール小説は成功しない気がしますね(笑)。

桔梗さま

コメントありがとうございます!

乙女の憧れは前作で、女の憧れは今作だと思いました(笑)。
同じ作者さんなのに、対照的というか。比べて読むと面白いなあ。と。
孤児とお嬢様なので、対照的なのは当たり前なのかもしれませんが。

ただ、個人的にジャービスお坊ちゃんもマックレイ医師も私の好みではない(笑)ので。
なんでそんな相手と?と常に雑念は、はいりっぱなしでしたよ(笑)。

しかし…文才というか、ユーモアのセンスはジュディよりサリィのほうがありますよね?

続編

こっちのが面白いよね?
わたし、こっちのが好きだー。


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