2017-09

魔法使いハウルと火の悪魔 - 2010.03.17 Wed

魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉
(1997/05)
ダイアナ・ウィン ジョーンズ

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身代わりつながり第三弾(笑)。
ということで今回はこちら。
今更詳しい説明もいらないと思いますので(笑)。

映画化した作品の方はどこかで見た覚えはあるのですが、記憶に残っていない・・・・・。
という本を読むには最適な。記憶力的には最低な状態だったのでした(笑)。

ウィキでみると随分と原作と違うと書いてありましたが、後半は全く持って別物でした。
そういう意味でも、両方楽しめそうな作品です。

以下、・・・・・白薔薇乙女的感想?


すこぶる面白かったです!!
何で私はこの作品を横目に見ながら他の本を借りていたのか!!(笑)。
いや、身代わりを読んでからこの作品を読むために待っていてくれたんだよ!!
この本は!!
というくらい、フレッドファンとしてはもうどうしたらいいのかわからないくらい面白かったです。

だって、まぶしい笑顔に赤毛の娘さんですよ?
それだけで極甘設定だ(笑)。
まず、三姉妹の長女というソフィーさんの設定にも私的にはどうしたら(笑)。
というとんでもない代物でした。

一度映像で見ている筈なので、映像は次々と浮かんでくるのにセリフが全然思い出せないというとても面白い体験でした。多分見た時は、朦朧と子供と戯れていた時期なので、覚えてないと思うんですけどね(笑)。
おかげで前半は脳内の映像にセリフがつくというセルフアニメ状態でした。

まず読み始めて感じたのは英作品特有?の生活感。
なぜか一生懸命生活しなくては!!と思わせてくれますよね。私だけではないと思うんですが(笑)。
毎日の積み重ねが必要なんですよ。という感覚が押し付けがましくないんですが、迫ってくるという。

「長女だから出世しない」
魔法が息づく世界イングリー国で、迷信に縛られて身動きが取れないソフィー。

二人の妹達をうらやましく思いながらも長女だから。という理由で納得させて毎日を過ごしています。

この、妹達に接するソフィーがまた素敵です。
なんだかんだお姉ちゃんをしてしまうソフィーが愛しくて仕方ない。
そして、そんな姉を心配する妹達の姿もまた愛しくて仕方ない。

そうして退屈な日々から抜け出せないと思っているソフィーが、なぜか悪名高い「荒地の魔女」に呪いをかけられて老婆になってしまいます。
驚いた彼女は逆に抜け出す良いきっかけ。とばかりに、同様に悪名高い「魔法使いハウル」に助力を請うために動く城を目指します。

その辺りの描写がとてもうきうきして、児童書っていいなあ。としみじみ思いました。
若返る気がする(笑)。
反して、18歳のソフィーは90歳の痛む体を引きずりながら、動く城を目指して様々なものと出会います。
そのやり取りやセリフがいちいち可愛くて、ソフィー、なんて可愛いんだ!!と何度思ったことか。

老婆の姿になったためか、吹っ切ったソフィーは今までの優等生ぶりはどこへやら(笑)。
動く城に着くころには見た目も性格も別人のように(笑)。
動く城のあまりの汚さに目をつけて居座る理由にしてしまいます。
そこには「火の悪魔カルシファー」がいて、契約と呪いについて思わせぶりにささやきます。

また、このカルシファーが愛すべき可愛い悪魔で(笑)。
ハウルの弟子マイケルと並んで、ソフィーに振り回されっぱなしなのがすこぶる可愛かったです。
そして弟子マイケル(笑)。
ヘナチョコ師匠にはシッカリ者の弟子が付くのか、ちゃっかり好きな子を見つけていたりと女たらしで有名なはずの師匠より先に彼女をモノにしてたりして、微笑ましいです。

こうして、三人と一人?の共同生活が始まり、ソフィーにまつわる人間関係と、ハウルにまつわる人間関係が交錯していきます。

カチャリカチャリとまわる扉にあわせて、つながる世界が変わって行くのですが、その先にソフィーが踏み込むことが可能になる度にハウルとの関係も深まるのが上手いなあ。と思いました。

前半は、ドタバタ風味の物語世界の説明ですが、巧妙に謎が織り込まれていて、後半に入ると、その謎が一気に解かれていくという、大変面白い作品でした。

そして後半(笑)。

その極甘加糖状態はどうしたらいいんだ・・・・・。
という前半とはうって変わって、ハウルの秘密が知れてからの展開にはびっくりしました。
秘密が知れてというか、普段の必要な会話しかしていない状態なのですが、態度が!態度がどうしてそんなに二人して可愛いんですか!!
風邪を引いてからのハウルとか・・・・・。
世話焼き長女なのに放置しちゃうソフィーとか・・・・・。
黙って花畑に連れて行ったり、屋敷の修繕をしてご機嫌とりつつも、ちゃっかり情報を引き出してるハウルとか。

荒地の魔女との対決で、結構緊迫しているはずなんですが、恋愛指数はなぜか上がっているという身代わり誓約状態(笑)。
しかも、黙して語らずなのに(笑)。
ソフィーは老婆のままなのに(笑)。

後半はジェットコースター展開で、登場人物勢ぞろいで読むのに忙しかったです(笑)。
読むたびに新しい発見がありそうです。

そして続きが気になってしょうがないよ!!
というラストでした。
張り切って2巻目借りてきます!!

文庫になったら買うのに(笑)。
というか、娘に是非読ませます。
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● COMMENT ●

桔梗さま

> コメントありがとうございます!
> そう、春休み(笑)。
> 生活頑張ります(笑)。
> でもハウルの感想も拝見したいです(笑)。

イケダ様

> こちらこそありがとうございます!!
> ほんとに面白くて(笑)。
> ソフィーの可愛さにメロメロです。
>
> ハウルとフレッドは全然似てはいないと思うのですが、このコンチクショウ!感がたまらないです。
> そして読み込む楽しみがありすぎて(笑)。
>
> 続編はメインは違うのですね。
> もう単純に作家さんが素晴らしい。と感じてますので、問題なしです。

ありがとうございます!

がっつりご感想を拝読いたしました。
フレッドファンとして、という一文にやぱっりーと思ってしまいました(苦笑)私もみがはく初読時にこれはハウルっぽい!と萌えたった記憶が(笑)もちろん今は別ものとして両方好きなんですが。
ソフィーの頑なに『長女』であるという意識がかわいらしくももどかしいのですよね。妹たちの方がよほど自立している辺り(笑)…まあそこが自分勝手でもある妹たちですが。
後半
>その極甘加糖状態はどうしたらいいんだ・・・・・。
ですよね!読み込めば読み込むほどいいんですこのふたり!
>身代わり誓約状態(笑)
わかりやすいです(笑

アブダラは続編といってもメインキャラは違いますが。ジョーンズのこの『ジェットコースター』感は満載ですよ。ぜひお子様にも楽しんで読んでいただけたらと思います。
ありがとうございました。

ひゃっほい!

セシリア上げてきました(笑)!!
これから読みます!!
春休みでお忙しいでしょうが、またサロンwに遊びにいらしてくださいね。

Re: No title

うふふふふ。
桔梗さまの冷静で硬派な感想も楽しみにしています(笑)。

No title

一作セシリア書いたら読むんですぅ……。
待っていて下さい!!
絶対に読みますから!!

わけわかんないコメントですみません。orz


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