2017-11

アブダラと空飛ぶ絨毯 - 2010.03.31 Wed

アブダラと空飛ぶ絨毯―ハウルの動く城〈2〉アブダラと空飛ぶ絨毯―ハウルの動く城〈2〉
(1997/08)
ダイアナ・ウィン ジョーンズ

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身代わりつながり第何弾(笑)。
ということで、ハウルの動く城の姉妹編です。
姉妹編ということですが、ジョーンズの作品として読んだ方が前半のジリジリ度は緩和されるかと思われます。
ハウルの動く城・第2巻として読むと前半ジリジリ、ジレジレ(笑)。
私だけでしょうか(笑)。

以下、・・・感想?

の前に。
こちらを検索して訪問してくださる方が多いので。2012・01・23

未邦訳だそうですがハウルのシリーズ三作目ということで。
House of Many WaysHouse of Many Ways
(2009/05/26)
Diana Wynne Jones

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貼っておきます。
もちろんわたくし未読ですとも…orz。




訳者あとがきを先に読んで、原作者のメッセージを読まずに読み始めたのがうっかりだったかも知れません(笑)。
カバー折り返しのあらすじにハウルの妻ソフィーなんて文字を見つけてしまったのが敗因だったのか(笑)。

一巻とは打って変わって、アラビアンナイト風の世界から始まります。
本当に第2巻?という疑問はインガリー国という国名が出てくるところで解消されているわけですが、主人公は全く新しい登場人物アブダラ。

彼は空想癖のある絨毯商人。父親の跡を継げずに自分で小さな店を持っています。
それなりに楽しく満足した生活を送っているのですが、父親の未亡人やら、その一族やらが余計なちょっかいをかけてくるのが悩みの種。
そんな彼のところに、不思議な旅人が、魔法の絨毯を売りに来ます。
半信半疑で買い取ったその絨毯が、アブダラの空想世界にいた姫君と引き合わせ、冒険へと導いていきます。

魔人に連れ去られてしまった姫を追って、砂漠を越えるのですが、途中で盗賊に捕まってしまいます。
そこで魔人によって瓶に封じ込められた精霊と出会います。
この精霊と商人アブダラとしての才覚を発揮した?取引をして、改めて姫の救出に向かうことが出来るようになります。

王道な設定と丁寧な描写で面白いのですが、いかんせん、インガリーしか出てこない(笑)。
アブダラの国ラシュプートでは北国オキンスタン国と呼ばれる、砂漠の向こう側の国。
さっぱり様子などわかりません。
ジリジリジレジレ(笑)。

でもジョーンズさんの伏線はどこに隠れているのかわからない(笑)。
これかなあ?あれかなあ?とここでもジリジリジレジレ(笑)。

でも、主役カップルのラブストーリーはこれはこれで美味しい(笑)。
いかん、ソフィーのことは忘れてこっちのカップルに集中か?などと思いながら。
ジリジリジレジレ(笑)。

とりあえず三分の一を過ぎたところで舞台はオキンスタン=インガリー国へと移ります。

精霊と絨毯の助けをうけてアブダラは愛しの姫君救出へと向かうのですが、このアブダラさんも、ヘナチョコかと思いきや意外と冴えた?頭脳で問題を解決していきます。
一日に一つの願い事を叶えなければならない瓶の精霊は、嫌々ながらも助言をもたらす猫好きの敗残兵とアブダラを引き合わせます。

ここから、本格的な救出作戦が繰り広げられていくわけですが、アブダラと瓶の精霊、敗残の兵士がどうにも上手くかみ合わず、本当に姫を助けられるのか?
とジリジリジレジレさせられます。

しかし、そこはさすがのジョーンズ作品(・・・・・なんでしょうね!きっと!!)。

仕掛けが発動したあとの凄まじい事と言ったら(笑)。
ジェットコースターはここまで上り坂は設定しないでしょう(笑)。
前半のジリジリジレジレはこの為にあったのか!と。
思わず残りのページを確認するために、いったん本を閉じました(笑)。

頂上の天辺で深呼吸して息を整えましたよ(笑)。

下ったら下ったで、回転が凄くて、どの方向に行くのかゴールはわからないし(笑)。
ゴールに着いたら、またサプライズだったし(笑)。
もう、非常に楽しかったです。
面白かったー!!

ゴールとコースの確認のためにまたジリジリジレジレを抜けて、もう一周して来ないと(笑)。
ご馳走様でした。大変満足です!

もちろん、1巻の登場人物もたくさん出ているので、その辺りの糖度も倍増されていましたよ!
児童書に分類されるようですが、糖度的には少女小説(笑)。
書店のチラシにもラブストーリーだし(笑)。
相変わらずソフィーが可愛い(笑)。
しかし、今回はアブダラのほうが主役カップルということで、ラストも大団円でよかったです!!
やっぱりハッピーエンドじゃないとね。

娘に読ませます。と書きましたが、とりあえず読み聞かせができるようにB○○K○ffで買って来ましたよ(笑)。
ああ、面白かった!!
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● COMMENT ●

イケダ様

遅くなりまして申し訳ありません。
こちらこそありがとうございました!!

こんなに読み終わってからの爽快感が素晴らしいのも久しぶりでしたよ!
ああー!!そんなネタが仕込んであったのねー!!
と驚くやら感激するやら(笑)。

・・・・・なるべくネタバレしないように感想も書いたつもりですが(笑)。
読み返す楽しみが非常に大きな作品だと思います。ありがとうございました!!

> …でもお嬢さんにはハウルみたいなのに引っかかったらいけないよ、と(笑

確かに(笑)。しかと伝えておきますよ(笑)。
ソフィーほどたくましい娘さんはそうそういないと思われます(笑)。
経産婦はびっくりしたよ!!(笑)。

ありがとうございます!

(涙滂沱です
こんなに面白く楽しく読めたアブダラご感想って初めてです!お読み下さって楽しまれた感覚がすごく伝わってきました!
ジョーンズさんはとにかく引っくり返すのがお上手なので
>発動したあとの凄まじい事と言ったら(笑)
まさしく!というところです。
発動(笑)までの『ジリジリジレジレ』感もとてもよくすごく解ります(><)伏線が活きる快感というのでしょうか。
楽しんで頂けていちファンとしてとても嬉しいです!ご感想ありがとうございます!また何十回目かの読み返しをしたくなりました(笑

…でもお嬢さんにはハウルみたいなのに引っかかったらいけないよ、と(笑


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